今も心に残る宮崎駿スタジオジブリ作品ベスト9を一覧にしてみた

更新日:2017/12/01

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photo by flickr.com by Kentaro Ohno

宮崎駿監督が手掛けたスタジオジブリのアニメ映画作品は不確かな時代に生きる子供たちに、「生きるってどういうことなのか?」「どんな意味があるのか?」「人生には楽しい事がいっぱいある」、という事を伝えたいと言う宮崎駿監督のメッセージが込められています。

ジブリ作品が子供だけでなく、大人たちにも広く受け入れられた理由はここにあったと思います。

また、ファンタジー仕立ての映画にする事で子供に受け入れやすい内容にし、楽しんで見てもらおうという工夫もたっぷり。

そんなスタジオジブリの宮崎駿監督が手掛けた心に残るアニメ作品のベスト9を選んでみました。

※ なお、順位は人気順ではなく、公開年順です。

1.風の谷のナウシカ(1984)

戦争の愚かさと、科学文明のはかなさ、そして人間が自然と調和して歩くことの大切さを描いた風刺作品。

千年前に起こった「火の七日間」と伝わる最終戦争により、滅亡した文明社会。

生き延びた人類は「腐海(ふかい)」と呼ばれる有毒の瘴気を発する森に住んでいた。

「風の谷」に住むナウシカは、世界の征服を図る大帝国の野望に立ち向かう。

そのさまは、まるで「風の谷」に古くから伝わる「救世主伝説」のようだった。

子供の頃の冒険心を思い出させてくれる作品です。

原作・脚本・監督:宮崎 駿、プロデューサー:高畑 勲

2.天空の城ラピュタ(1986)

かつて栄えた空飛ぶ帝国「ラピュタ」をモチーフにしたアニメ映画作品。

全知全能の神をも凌ぐ力を持とうとした「ラピュタ帝国」の栄華のはかなさを風刺している。(実際にモチーフとしてバベルの塔をイメージしたと言われる)

謎の青い石を持つ少女シータは、政府の特務機関に捕えられ飛行船で護送中だったが、飛行船を襲撃した空中海賊ドーラ一家との争いに巻き込まれ、シータは誤って飛行船から転落してしまう。

ところが、青い石が放つ不思議な光に包まれてゆっくりと落ちて行き、鉱山で働く少年パズーと出会う。

シータは、自分が持つ青い石が「飛行石」と呼ばれる存在であり、空飛ぶ島「ラピュタ」の王族に代々伝えられたものだと知る。

胸躍る躍動感とハラハラドキドキの展開に目が離せません。

原作・脚本・監督:宮崎 駿、プロデューサー:高畑 勲

3.火垂るの墓(1988)

小説家・野坂昭如の自らの体験を綴った原作小説「火垂るの墓」(直木賞)を映画化した作品。

太平洋戦争末期の神戸、大空襲で家も母も失った兄妹が辿った悲しい運命を描く。

見る者に戦争のむごたらしさと、戦争孤児たちの悲惨さを訴えかける。

空襲で親を亡くした14歳の清太と4歳の妹・節子は預けられた親戚の家を飛び出し、二人きりで必死で生き抜こうとしていた。

しかし、幼い二人にはそれは難しく、やがて節子は栄養失調で死亡。そして清太も神戸三ノ宮駅の駅前で命を落としてしまうと言う悲劇に見舞われる。

清太と節子が暮らした池のほとりを飛んでいた蛍の情景が美しく物悲しい。

原作:野坂昭如(新潮文庫版)、脚本・監督:高畑 勲

4.となりのトトロ(1988)

ある夏の事、母親の病気療養のため田舎へ父と共に引っ越してきた小学生のサツキと妹のメイの不思議な体験を描いたファンタジーアニメ。

二人が引っ越した空き家の庭先で、メイは庭先で「トトロ」と名付けた不思議な生き物と出会う。父によると「トトロ」は森の主であるらしい。

雨の夜、バス停で父を待つサツキとメイの前に、頭に葉っぱを乗せたトトロが現れ再会。

ずぶ濡れのトトロを可愛そうに思ったサツキが、傘を貸してやると、トトロはお礼を渡して、「ネコバス」に乗って去っていく。

その後、ネコバスで現れたトトロが迷子になったメイを見つけてくれたり、母の病院へ連れて行ってくれたりと不思議な出来事が続く。

夏の日の夢のようなファンタジックな経験をする姉妹の姿を描いた作品だが、頭に葉っぱを乗せたトトロの姿や、ネコバスがとても印象的。

しばし童心に帰れる秀作アニメです。

原作・脚本・監督:宮崎 駿

5.魔女の宅急便(1989)

主人公の少女キキが親元を離れ、愛猫のジジと共に知らない町で魔女として一人立ちする姿を描いた作品。

人間の父親と魔女の母親を持つ13歳の少女キキは、魔女の修業をするため親元を離れ、ある町で、ホウキに乗って空を飛べるという能力を生かして「魔女の宅急便」を開業。

色々な失敗や経験をしながら、魔女として、また一人の少女として成長していくという物語。

松任谷由実の「ルージュの伝言」が挿入歌として使われ話題を呼びました。

また、クロネコのジジが可愛らしかった…

原作:角野栄子、プロデューサー・脚本・監督:宮崎 駿

6.もののけ姫(1997)

かつて、日本の山や森には我々の測り知れない神秘的な存在がいた。

中世・室町時代。エミシの末裔のアシタカは、村を襲ったタタリ神と呼ばれる怪物を退治するが、その呪いに触れてしまう。

タタリ神は巨大なイノシシの神(ナゴの守)であり、人への憎しみからタタリ神となったのだった。

死の呪いを解くため、アシタカはイノシシがやって来た西へ旅立つが、そこでタタラ製鉄集団とその長エボシ御前、森を守る山犬一族、そして山犬に育てられた人間の少女サンと出会う事に。

そんな中、アシタカは自分が呪われた理由を知るのだが。

シャーマンのような不気味な化粧をしたサンの姿がおどろおどろしいです。

原作・脚本・監督:宮崎 駿、プロデューサー:鈴木敏夫

7.千と千尋の神隠し(2001)

10歳の少女・千尋が、両親と共に引っ越し先へ向かう途中に立ち入ったトンネルから、神々の世界へ迷い込んでしまうという物語。

神々の世界では、千尋の両親は魔女の湯婆婆(ゆばーば)によって豚に変えられてしまっていた。

千尋は、湯婆婆が営む銭湯で働き、ハクという記憶を失くした謎の少年と出会うが、そこは様々な化け物が跋扈する場所だった。

千尋は両親と一緒に人間の世界へ戻ろうとするのだが。

まるで白昼夢のようなストーリーの顛末が印象的です。

原作・脚本・監督:宮崎 駿、プロデューサー:鈴木敏夫

8.借りぐらしのアリエッティ(2010)

メアリー・ノートン(イギリスの児童文学作家)のファンタジー小説『床下の小人たち』を原作としたアニメ映画。

14歳の小人の少女・アリエッティと人間の少年、翔との出会いと別れを描く。

アリエッティは両親と共に、郊外にある古い屋敷の床下で「人間の生活品」を「借り」ながら密かに暮らしていた。

小人たちには「人間に見られてはいけない」という掟があり、もし見つかったら引っ越しをしなければならないのだった。

アリエッティが初めての「借り」に挑戦した夜のこと。病気療養のために屋敷へやってきた翔に姿を見られてしまうことに。

小人たちが人間の「巨大な」道具を運ぶさまが何とも滑稽で面白い。子供の頃に読んだ小人たちの物語を彷彿とさせるファンタジーです。

原作:メアリー・ノートン、企画・脚本:宮崎 駿、脚本:丹羽圭子、監督:米林宏昌

声優たちも豪華。志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林らが出演。

9.風立ちぬ(2013)

2009年に発刊された宮崎駿のマンガ「風立ちぬ」をアニメ化した作品。

実在の人物で航空技術者だった堀越二郎と作家・堀辰雄の小説『風立ちぬ』に着想を得て創作された作品。

飛行機の設計家になるのが夢の二郎は大学で航空機設計を学んでいるが、関東大震災で偶然に菜穂子と出会う。

大学を卒業し設計家となった二郎は、ふと訪れた避暑地で結核療養中の菜穂子と再会し、結婚を約束する。

結婚生活を送り始めた二人だが病状が悪化した菜穂子は置き手紙を残して次郎の前から忽然と姿を消してしまう事に。

やがて終戦を迎えたある夜のこと、傷心の二郎は夢の中で再会した菜穂子に「生きて」と声をかけられる……

このアニメ映画は公開当時、日本中に大旋風を巻き起こしましたね。

また、松任谷由実の往年のヒット曲「ひこうき雲」が主題歌に使われ反響を呼びました。

二郎と菜穂子の儚い恋と結婚の終わりに甘酸っぱいものを感じました。

原作・脚本・監督:宮崎 駿、プロデューサー:鈴木敏夫、制作:星野康二

まとめ、最後に

いかがだったでしょうか?

長文にも拘わらず、最後まで読んで頂き有難うございました。

ジブリ、宮崎駿の最初のアニメ作品は30年以上も前に作られた映画ですが、今見ても古さを感じさせません。

それは、作品に込められた思いが「子供に喜んでみてもらう」、「生きる勇気と楽しみを感じてもらう」という変わる事ないものだからなのでしょう。

現在でも、テレビのロードショーなどで繰り返し放送され、その度に反響を呼ぶのがその証ではないでしょうか?

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